Watermelon Manでブルース進行を学ぼう!03

ピアノキャットです。

前回までのあらすじ!
Watermelon Manのメロディをコードに従って弾きました。
これにて完成!かと思ったらどっこい、他の演奏とはまるで違うのはどうしてホ……。
前にも同じこと書きましたね。

http://jazzpiano.space/2018/06/10/post-179/

すべての曲がコード適当にぶっぱなして弾けたら、どれだけいいことかと思うのですが。
枯葉を枯葉たらしめるのはソラシ♭ミ♭→「ジャージャ!」という音であるように、Watermelon Manをスイカ売りたらしめるのは、この「すたたんたたんた」のバッキングにあります。

すたたんたたんた!
このバッキングをなるべく大量につっこむと気持ちいいと、こちらの動画で言っていました。
フランス語も英語もわかりませんが、きっと言っています。

出典:youtube – AntoineHerveOfficial|Watermelon Man – a piano jazz lesson by great jazz pianist Antoine Herve

……確かに僕の動画とはずいぶん違いますね。
このブレイクする度に(゜。゜)こういう顔をするおっさんの言うことを聞いて、なるべくすたたん!するように譜面を書いてみました。

先ほどのブレイクというのは、最終段落の2小節目で一度音を止めているところです。
バンド形式だとベースもドラムも音をとめ、一瞬の緊張感を生み出します。
この緊張からの解放が気持ちいいので、Watermelon Manではこの位置にブレイクを入れるのが定番になっています。

楽譜では表しきれませなかったところで。
上の動画のように全音符の間にもなるべくバッキングを入れるようにすれば、あっというまにスイカ売りになれそうです。
また、上の動画ではバッキングとメロディを同じ音階でやっていますが、それをタッチと音量だけで聞き分けられるように弾くにはテクニックがいるため、僕は音階を分けました。
ということで、今回の動画は以下のとおりです。

ぐうう、ゆっくり弾くとリズムが揺れまくるのは、なんとかならないでしょうか。
ここらへんは、なかなか一進一退です。
当面この曲を使ってブルースの勉強をしていきますので、次もゆっくり弾いてみましょう。

ということで、次はブルース進行におけるブルーノートスケールについて。

 

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