ピアノキャットです。
ジャズは格闘技だ!と言ったような気がしますが、ジャズはおしゃれポイントシステムを採用しています。
いわゆるOSRは、おしゃれでかっちょいい行動(以下、おしゃれ行為)をとることで加点されていきます。
また、非おしゃれ行為により減点され、その最終値によって勝ち負けが決まります。
(参考:アンサイクロペディア – OSR)
たとえば、いきなりテーマを弾き始めるのは非おしゃれ行為です。
気持ちの準備ができるように、最低でも8小節は前奏を入れましょう。
終わり方も大事です。前の僕の動画みたいにばつんと切るのではなく、誰でも「ああ、終わりだな」とわかるように奏でられれば、いっぱいおしゃれポイントがもらえます。
そういったことについて綺麗にまとめたサイトがありましたので、紹介します。
明日から使えるなんて、ありがたい……。
ということで、さっそく今日から弾いてみました。
今回はCandy。左手のルートぶっ飛びを、もう一度整理し直した感じです。
左手の和音をルートから弾くのは大変だと過去に書きましたが、とはいえベースがいない環境ではがつんと響く低音を欲するのも道理であります。
ではどうするかというと、このように最初の1音に低い根音(ルート)を持っていくというやり方です。
もちろん左手はぶっとぶので、なるべく手首をふんわりやっていかなければなりません。
ゆっくり弾くの難しい!!!!
Candyが枯葉と似てるなと思うのは、枯葉のCm7について根音省略のCm7(9)を弾いた場合、Candyと同じEbM7になるところからでもあります。
なので前奏も枯葉のときと同じ組み立てで弾いてみました。(おしゃれポイント加点)
なお、ベースと一緒にプレイする際には、音がかぶらないように根音省略をするのが大切になります。
まぁ、それはまた次の機会に譲るとして。
これまでにやった偶成和音、ターンアラウンド。そして、上での記事でジャズピアノのはじめかたさんが教えてくれた逆順と、エリントンエンディングを使った場所について、楽譜に追記しました。
あと、ここには書き漏らしたのですが、8小節目にキメを入れたのは、おしゃれポイントが高いと思っています。
ジャズはサンプリング文化なので、キメは当然、前回紹介のyos314さんからパクっています。
今回使ったターンアラウンドについてもそうなんですが、過去にいいなと思ったものがあれば、現在やってる曲にも積極的に適用していくべきなのです。
ということで、次からアレンジの練習に入っていきます。
また来週できればいいですね。それでは。
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