Blue Bossaを使ったセッション練習04

ピアノキャットです。

前回、ツーファイブワンの簡単レシピを紹介しました。
3rd 5th 7th 9th → 7rd 9th 3rd 13th → 3rd 5th 7th 9th
の形を基本に弾くと楽に根音省略(ルートレスヴォイシング)ができてしまいます。

新たに曲を弾くときには、まずツーファイブワンの位置を探して、それを基に左手の位置をつくりましょう。
さすれば、簡単にセッション向けの演奏ができるはず……。
ということで、前回はそれをBlue Bossaに適用してみたところまで記事にしました。

さて、根音省略(ルートレスヴォイシング)ができるようになれば、セッションだけでなく、ソロの弾き方もおのずと変わるはずです。
これまではセブンスの回転形を基本として、小節の頭にルートを叩いてきました。
そうすることで、ひとり寂しく弾いていても傍にベースがいるような感じになのでは、と考えてきたのですが。

しかし、ここまでを振り返ってみると、ルート → セブンスの組み立てでは、ルートが被ってしまいます。
もう一度、前の動画を振り返ってみましょう。

こうしてみると低音が重たい印象がありますね。(音割れしているからだけでなく……)
では、これに今回の簡単レシピを適用してルート → ナインスの組み立てにしてみます。
Blue Bossa編もこれで最後の予定なので、イントロアドリブもつけてみました。

まだまだ練習が必要ですね……。
でも、少し軽やかになったような気がしないでもないです。

ボサのイントロってどんな感じがいいのかな、と検索していたら、またジャズピアノのはじめかたさんがヒットしたので、パクらせていただきました。毎度毎度ありがとうございます。

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こういうジャズの標準化って本当にいいですね。誰でも音楽が楽しめる世界がやってくる。
ちなみにBlue Bossaはジャズとしてよく弾かれますが、本当はその名の通りボサノヴァです。
南米発祥のボサノヴァを弾くときには以下の点に気をつけています。

  • イーブン(=スイングしない)
  • 8ビート
  • 左手は機械的に、右手はメロディアスに

youtubeで検索するBlue Bossaのプレイヤーは、どうにもレベルが高くて、これに加えて「アドリブは縦横無尽にスケールを使う」ということばかりしています。
Amazon Prime Musicでプロの演奏を聴いてみてもそんな感じで、素人がパクるには技術力も記憶力も足りません。
なので今回は、野田正純さんの本を買って、ワンフレーズ使わせて頂きました。
こういう新しいことに挑戦できるのも、夏休みのいいところです。

そして、夏休みもとうとう今日で最後。
ああ、なんてことなんだ……。

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